楽しゅうなるこそ…

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桜木町に縁がある?

とってもご無沙汰をしてしまいました…。
自分のブログを更新しないだけなら結構あるけど(オイ、こら)、
ひとさまのブログも拝見せず、コメントもしないってことは
あまりなかったような気がするので…。

ちょっと、体調崩してまして…いや、ちょっとだけですが。
手術するのしないの、という話になりましたが
結局はしないですみましたし…。
ただ、体調もですが、ちょっとぶるーになっちゃったりもして…
でも、もう平気なんですけど!
なので、そろそろ他の方のブログにもまたお邪魔しようかな、
と思っております。

ところで、ここのところ立て続けに桜木町に行ったので
そのことについて書きたいと思います。

桜木町。横浜の。
海のほうに行けば、みなとみらいの高層ビルが並び、
山のほうに行けば、図書館やら能楽堂やらある昔からの街。

そんな桜木町に、先週は海のほう、今週は山のほう、
と言った感じで行ってまいりました。

まず海のほうの話。
今年は「源氏物語千年紀」。
もちろん知ってはいましたが、なかなか関連のイベントに行くことができず…。

そんなわけで、ずっと行きたいなぁと思っていた横浜美術館での
「特別展-源氏物語の1000年」に行って来たのでありました。

あまり大声で主張するほどのことでもないのですが、
一応、大学は日本文学科でして…。
一応、専攻は中古文学でして…。
一応、卒論も源氏がらみで書きまして…。
という、まぁどこにでもいる文科系の女子大生だったわけです。

なので、せっかくの千年紀なのに京都に行くこともできず、
ちょっと悔しいと言うか寂しい思いをしていたのです。

そんな時に、見つけた横浜美術館のチラシ。
のすけのこともあり悩みつつ行きたいなあ、と思っていたのですが、
えい!と行って来てしまいました。

とてもよい展示だったと思います。
美術館らしく絵画がとても多くて興味深かったですし、
どちらかというと博物館かな?と思うような展示品もたくさん…。
古いものから新しいものまで、さまざまなものが並び、まさに眼福!と言う感じでした。
美術に対しては造詣のかけらもない、って感じの私ですが、日本画を見るのは好きです。
色使いとか、落ち着くと思うんですよね。
ああいうものを見ていると、私のようなミーハーにも
日本的な美意識みたいなものがDNAかどっかに埋め込まれているんだなあ、と感じます。

中でも妙に気に入り印象に残ったのは、伊藤小坡の「待月」紫式部図です。
全然美術に詳しくないので、帰ってきてから調べて知ったのですが、
女性だったんですね、伊藤小坡って。
だから色使いとかが、しっくり来たのかなあ…。
小さな作品ですが、色使いがとても綺麗で吸い込まれるようでした。
あ、石踊達哉の「源氏物語絵詞」もとてもインパクトが強かったですけど。
瀬戸内源氏用に書き下ろしたものの原画だそうです。
(実は読んでないんだ、瀬戸内源氏…)

海北友松の扇面流貼付屏風はとても美しく、素晴らしくてため息が出るばかり。
ああいうものを眺めて暮らしてた人がいるなんて、
相当贅沢だなーと思いました。

ハイビジョン特集かなにかで取り上げられていた
「源氏物語絵巻」の復元も展示されてましたよ!
テレビで見ていたので、おお!これだ!と思いました。
最近再放送してましたね。

御堂関白記の原本やら玉の小櫛といった、文献の類も充実していましたし、
当時をしのばせるお道具類なんかもたくさん展示されていて、
まさに源氏スペシャル!と言う感じ。

音声ガイドを借りるかどうかちょっと悩んだんですが、
解説が元NHKの加賀美幸子アナウンサーでしたので、借りてみました。
落ち着いた語りでより世界観が広がる感じがしたので、借りてよかったです。
やっぱり知らないこともありましたしね…(笑)。
まだまだだなあ(笑)。

思わず図録も買って来ちゃいました。
時々ぱらぱらめくるくらいしかしないでしょうけど、ずっと楽しめそうな図録です。
鎌倉時代から現代まで愛されてきた源氏物語の歴史を
絵画でみているようでした。
素晴らしい展示で、本当に行くことができてよかったです。

で、次の週。今度は山側へ。
「勝手に決めました、毎月第2日曜日は狂言の日・横浜狂言堂」
と銘打った横浜能楽堂での狂言会です。
この狂言会は、私のようなミーハー狂言好きには本当に贅沢でありがたい会で
2000円と言うお安い値段で、毎月いろんな家の狂言をみることができます。
ほんと、もっと自由がきくときだったら、毎月行ってると思うわ、私(笑)。
まぁ、さすがに毎月のすけを相方に預けていくわけにも行きませんので、
結局茂山家のときにしか行けてないんだけど…。

私、横浜能楽堂大好き。
客席も大きすぎずどこの席でも見やすいし、
能舞台も由緒あるもの特有の落ち着いた雰囲気があって。
童司くん曰く、床がかたいらしいですけど(笑)。

しかも今回はこちらも源氏物語に関わる展示をやっていて、
能「葵上」のお装束なんかを見ることができました。
ちょっと得した気分。

で、今回3度目の「横浜狂言堂」。
チケット取る前は、逸平くんが10月からNHK連続テレビ小説「だんだん」に出るので
去年の「ちりとてちん」の宗彦さん効果のように、
一気にお客さんが増えるのでは?チケット取れないのでは?
と心配していたのですが、そもそもちらっとしか出てきておらず(笑)。
そういった影響は特になかったのか、
ばっちり正面(しかも1列目!)をとることができました。
(でも、満席だった上に、追加公演やってたけど)

自分がもともとは逸平くんの「オードリー」効果のミーハーファンから始まっているので、
そんな心配をしていたのですが(笑)。
(ちなみに堺雅人さんも「オードリー」からのファンだったり・笑)
まぁ今時そんなに朝ドラに影響される人もいないでしょうけど…。
私くらいなものですね(笑)。

今回の番組は「名取川」と「佐渡狐」。
「名取川」は初めて見ましたが、舞好き・囃し物好きの私としては
かなり好きな曲だと思いました。
やってるほうは地謡なしで、自分で歌いながら舞うことになるため
かなり大変らしいですが…。
(と、トークで童司くんが言ってた)
「佐渡の狐」は何回か見ていますが、シテとアドの組み合わせが違うと
雰囲気が全然違っておもしろいです。
あ、でも、なんかいつも佐渡のお百姓はあきらさんな気がする…。
でも、あの小ずるいけどにくめない感じがぴったりで、大好きです。
(え、もしかして失礼なこと言ってるかな…)

メモ書きまでに。
お話: 茂山童司
「名取川」:シテ(旅僧)茂山逸平 アド(名取の何某)丸石やすし
「佐渡狐」:シテ(佐渡の百姓)茂山あきら アド(越後の百姓)茂山童司
       アド(奏者)丸石やすし

丸石さん、大活躍だ(笑)。

「名取川」は物覚えが悪いお坊さん(旅僧)が主人公。
つけてもらった名前を忘れないように、着物の袖に書いてもらい、
さらに名前を平家節や小歌節にのせて歌いながら歩いていきます。
ところが川に差し掛かって、袖に書いた名前が消えてしまいます。
その川の名前が名取川。
川に名前を取られた!とお坊さんは川さらいを始めます。
そこにたまたま通りかかった人が名取某という人だったので、
お坊さんは「名前を取ったのはおまえだな、返せ!」とひと悶着。
まぁ最終的には、ちょっとしたきっかけで無事に名前を取り戻し
最後は川尽くしの小舞で終わります。

「佐渡狐」は、佐渡のお百姓と越後のお百姓が出てくるお話。
二人で都へ上る途中、佐渡に狐はいるかどうかと賭けをします。
佐渡のお百姓は本当はいないことを知っているのですが、
つい「佐渡に狐はいる!」と言い張ってしまいます。
で、都のお奏者(お役人)に判定をしてもらおう、ということになるのですが、
佐渡のお百姓はお奏者にワイロを渡して「いる」と言ってもらいます。
そのことにまつわるドタバタ話。

どちらも狂言らしいばたばたしたはなしですが、
「名取川」は、舞や歌が見所、
「佐渡狐」は、狐を知ってるふりをする佐渡のお百姓が、お奏者の助けを借りつつ
越後のお百姓に狐の説明をするばたばたっぷりが見所といった感じでしょうか。
ワイロとか出てきちゃうあたり、笑いの中にも風刺があってわかりやすいので
人気がある曲だと思います。

ちなみに名取川が、宮城県に実在する名取川と関係あるのかどうかは
不明なままでした(笑)。
お坊さん、遠国の者だとしか言わないし…。
多分、関係ないんだろうけど(笑)。

それと、過去2回は脇正面の席だったのです。
脇正面も所作が横から見られてとてもおもしろい席ではあるのですが、
(前にもこれ書きましたね…ここ(3/10の記事)です)
今回は初見の曲で、しかも舞がたくさんある曲だったので
正面1列目!はとてもラッキーでした。
しかも「佐渡狐」のときは、お奏者の真ん前あたりに位置する席でしたので、
お奏者の動きを真正面から見ることになり、おもしろさ倍増(笑)。
いやーいい席だったわあ。

ただ、毎回思うんですが2番なのに休憩はいらないような気もしますが…。
それと、茂山家ではいつも最後に謡う「附祝言」猿歌がないのも
ちょっと寂しいけど…。
ブログのタイトルをそこから取ってるくらい、猿歌が好きなもので(笑)。
(楽しゅうなるこそ、めーでーたーけーれーーーーってやつですね♪)

でも、日曜の昼間にお手軽に狂言を見に行けるのは
私のような小さい子どもがいる者にとってはとてもありがたいです。
夜公演や平日が多い国立能楽堂なんて…もう何年も行ってないし…(遠い目)。
しかもうちの場合、横浜能楽堂なら行きやすいし、価格もお手軽価格。
勝手に決めたからには、ぜひ来年度もやっていただきたい!と
切に思うのであります。

できれば、美術館と能楽堂と同じ日に行けるともっとよかったんですけど
片や11月3日まで。片や11月9日が公演日。
だったもので、続けていくことになってしまったのでした。
ですが、とっても充実した時間を過ごすことができました。

ところで、話全然違うんですが、
1ヶ月以上記事をアップしないと広告がトップに来るようになってるんですね。
アナザービートルさんにご指摘いただくまで、知りませんでした。
あまりマメに更新しない私ですが、ここまでほっといたことはなかったんだなあ…
とりあえずFC2にお引越ししてきてからは。
次はもう少し間をあけずに更新したいと思います。

長々と書いてしまいました。
お付き合いいただいた方、いらしたとしたらありがとうございました。

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横浜

このところ、ちひろさんのブログを開けるたびに、スポンサーCMだったので、昨日夜遅く開けたとき、ブログがUPされていたのでほっとしました。
お体は大切にして下さい。若いといえども、人間いつどうなるかわかりませんので、無理をなさらず、日々の暮らしを送ってください。

それにしても、横浜はよさそうですね。桜木町もいいところみたいですね。
何か、神戸によく似てますね。私は神戸港町が好きでよく行きます。神戸も海と山があります。

多分横浜も私は、いっぺんに好きになると思います。もう大分前に会社の旅行で横浜にも寄りましたが、大方、忘れてしまいました。(笑)
桜木町っていうのが、とても響きいいですね。山崎まさよしの大ヒット曲を思い出しますね。-----こんなところに、いるはずもない--云々。
************************

ちひろさんの魂を奪っている狂言は本当に、日本古来の文化なのですね。あまり知りませんが、これも、少しづつ分かれば、きっと面白くなるのでしょうね。
これからも、お体に気をつけ、狂言三昧出来る、安定した状況(?)を作って下さい。

横浜の描写がよかったので、50%くらいは横浜を経験したような気になりました。(笑)又機会があれば横浜を描写して下さい。

アナザービートル | URL | 2008/11/18 (Tue) 22:22 [編集]


ご心配をおかけし、申し訳ありません。
お気遣いいただいてありがとうございます。

横浜、一度いらしたことがあるんですね。
私も神戸は一度だけ行ったことがありますが、確かに雰囲気が似てるかもしれませんね。
とはいっても、北野のあたりと南京町に行っただけなんですけども…。
長崎・函館も行ったことがありますが、やはり雰囲気が近いように思いました。
港町だからでしょうかね?

横浜といっても、なかなかあのあたりには行かないのですが…
多分、次に行くときも能楽堂だと思います(笑)。
狂言も、最近ニワカで聴いている落語も、
いろいろな他の文化がつながっている感じがしてそこもとても魅力的です。
狂言も落語もお能や歌舞伎のパロディ的な曲もあったりしますし、
元ネタがわかるとよりおもしろいな、みたいな感じがハマってしまう点かもしれません。
とくに狂言は、「時代が変わっても人間て同じこと考えたりしてるんだなー」と思ってしまいます。
そんなまじめなこと考えてみてないですけど、本当は(笑)。

いらしていただいてありがとうございました。
お返事が遅くなって申し訳ありません。
ちょくちょくしか更新しないブログですが、よろしければまたいらしてください。


☆アナザービートルさんへ(ちひろ) | URL | 2008/11/20 (Thu) 16:21 [編集]


 
 

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